歯周病(歯槽膿漏)と全身との関係

歯周病(歯槽膿漏)と全身との関係1

むし歯菌は歯の表面でしか増殖することしかできませんが、歯周病菌は血液中に侵入して増殖できるため、血流に乗って全身に病気を引き起こさせる危険性を持っています。

むし歯菌は母親をはじめとする家族から垂直感染することが分かっていますが、歯周病菌は親子間ばかりでなく、夫婦間・パートナー間の感染も認められ、成人してからの感染もあります

カビが肺に入ると肺炎になってしまします。歯周病菌もお口の中で出血を起こすとそこから血管に菌が入り心臓で炎症を起こすのです。

歯周病(歯槽膿漏)の人が心臓病になる確立は2-3倍に上がり、他にも糖尿病、早産に関与しています。

重篤な歯周病(歯槽膿漏)にかかっている妊婦の場合、低体重児早産の危険性が通常の4-7倍に達する可能性があります。

重篤な歯周病(歯槽膿漏)が糖尿病を悪化させる危険因子であると発表されています。

お口の中なの細菌が、何らかの形で大切なご家族へ感染してしまわないためにも、ご自身のお口のケアを定期的に受けることをお勧めします。

当院では治療後のメンテナンス、PMTCにも力を入れております。

ご存知ですか?

お口の中の細菌が、心疾患や誤嚥性肺炎、糖尿病などの全身的な病気に関係があるといわれています。

歯周病は糖尿病の合併症の一つ

歯周病(歯槽膿漏)と全身との関係2

糖尿病の合併症には、腎症、網膜症、神経障害、大血管障害、細小血管障害、それに歯周病があります。

合併症は、さまざまな深刻な病気に発展する可能性が高いと言われています。したがって、歯周病も早期治療が重要になってきます。

☆歯周病と糖尿病との類似点

1.初期症状はどちらも無症状

2.どちららも生活習慣病

3.どちらも自己管理で予防が可能

歯周病はプラークコントロール、糖尿病は食事療法や運動で予防できます。

したがって歯周病も早期治療が重要になってきますのでお口はいつも清潔に。

女性特有の歯周病

女性には男性とは異なった遺伝的背景やホルモンの相違があり、ある種の歯周病は女性に多く現れます。

・女性ホルモンの影響

思春期や妊娠期、および月経時にしばしば見られる歯肉の著しい炎症症状や、歯肉の増殖性変化は、血液循環中の女性ホルモンの濃度が上昇し、歯肉溝に到達することで誘発されます。

同じことは経口避妊薬を用いている女性、ステロイドホルモン、エストロゲン、プロゲステロン誘導体を含む薬剤を使用している方にも見られます。

・骨粗鬆(こつそしょう)症

骨組織の密度が低下して骨にヒビが入ったようになり、骨折しやすくなる状態を骨粗鬆(こつそしょう)症といい、閉経期以降の女性に多く見られます。

骨粗鬆症は歯槽骨にも見られ、抜歯後の歯槽骨の吸収は、骨粗鬆症の度合いがひどいほど速く重度になる傾向があります。

これに喫煙の要因が加わるとさらに促進します。

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